智積院を出て、東山通りを上がると五条にさしかかる。清水寺はここら辺から参道があったように覚えている。五条坂、と書いた道しるべをみつけた。ここを上がるのだったかな、と思っていると、清水寺はこっち、と道しるべがあるので、五条坂を登る。この坂、結構きつい。それに、この陽気。服装は冬。汗が出てくる。ちょっと上がると「清水寺近道」と言うのがあるので、その道から行くことにする。
近道、と言っても坂道は急で結構きつい。やっと、朱塗りの門・塔が見えてくる。ここは京都でも有数の観光地。だから、結構な人出だ。でも混雑して困る、と言うほどでもない。拝観順路と言うのをたどっていくと自然に「清水の舞台」に行けるようになっている。拝観料は400円。ふと、振り返ると、京都の町並みがよく見える。ここは山の中なのだ。いわゆる清水の舞台、と言うのがここの本堂になっている。舞台からは、京都の街がよく見える。京都タワーも見える。
本堂(舞台)を過ぎると、地主神社と言うのがあった。縁結びの神様だそうだ。なにか若い女性が好きそうな感じがする。僕もお参りしてきた。ここは京都でも有数の観光地・中国語もちらほら聞こえてくる。
そこを過ぎて下へ降りていくと、音羽の滝がある。近くに茶店がある。そこでお茶を飲んだら、手が濡れている。茶碗を見ても穴がありているような感じがしない。はてな・・・、と言う事はありませんでしたw
むかーし来たときこの滝の水を飲んだ記憶があるので、今回も飲もうとしたが、ダメだった。コロナの為だって。ふざけている。コ「レ」ラ、とコ「ロ」ナを一緒にしているのではないか。
清水寺の参道は結構賑わっている。僕と同じような考えの人が結構いるのかな。マスゴミ・政府の脅しに乗らない人が結構いるのなら頼もしい事だ。二年坂・産寧坂を通った。清水坂から産寧坂に入る角に「七味屋」と言う店がある。ここの七味は美味なので京都によく行っていた時は買っていた。ここの七味は街中のデパート・土産物屋でも買えるので、この清水の店で買う事は滅多に無かったけど。土産に買ってきた。また、「阿古屋茶屋」なんて店も見つけた。文楽や歌舞伎に出てくる阿古屋は清水坂の遊女となっているけど、ここらあたりの遊郭にいたのかな。
高台寺の参道を通って、霊山観音へは行かず、東山通りに出た。ちょっと歩けば、八坂神社。清水寺の参道あたりから目立つのは、着物のレンタル屋。ただ、レンタルの着物を着た人は清水ではあまり見なかったが、八坂神社付近になるとよく見かけるようになる。女の子は結構綺麗に着せて貰っているが、男はダメ。着せ方が悪いのかな、全然様になっていない。つんつるてんも良いところ、なんて男の子がいて笑っちゃったw。ここも結構人がいる。だから、以前と同じように露天が出ている。それが嬉しい。そこを抜けて、円山公園に入ると、茶店は全部閉まっている。ま、桜はまだだから。例年の賑わいが懐かしい。
ここには長楽館と言う洋館と改装した豪華高級店がある。また、いもぼうと言う有名な店もある。両店とも営業している。お金のある方はどうぞ。そう言えば、ずっと昔、20代の頃だったろうか、長楽館でコーヒーを飲んだ記憶が蘇ってきた。優雅で豪華な店だった。その分、値段も張るが。
そこから、知恩院の前を通って三条通りまで出る、途中で変わったバスに出会った。昔京都街中を走っていた市電を模したラッピングがしてあるのだ。懐かしい~~。
三条通から地下鉄に乗って帰路に着いた。
久しぶりの京都はとても楽しかった。なんせ、空いていたのがよかった。ここ数年京都へ行く気がしなかったのは、あまりにも観光客が多すぎたからなのだ。ただ、観光地の人にとってはもっと多く来て欲しい、それもお金持ちの人が、僕のように七味しか買わない人でなくw
今度は金閣寺に行ってみようかな。それとも奈良が良いだろうか。もしかして、東大寺には小学生の時に行ったきりなのかもしれない。
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最後にもう一言
京都観光は今がチャンス!