6月15日、宝塚歌劇団から発表があった。宝塚大劇場は7月17日から「はいからさんが通る」(脚色・演出 小柳奈穂子)で再開する。9月5日まで、と結構長い。とにかく、再開してくれるだけでも嬉しい。
しかし、オーケストラの生演奏はなくて録音。また、売り出される座席が少ない。それは、一席空けて発売するから。それでなくても、宝塚歌劇は人気でチケットは入手難なのに、手に入るかどうか、大変不安である。また、当日券は無し、立ち見無しとのこと。
一番の落胆は、生演奏ではないこと。宝塚歌劇の魅力の一つが生演奏なのだ。生演奏が再開される日を望む。カラオケ大会は四季のミュージカルだけで十分だ。
それに演出も一部変わるとの事。この制約を逆手にとって小柳氏がどうみせてくれるか、楽しみだ。
びわ湖ホールも6月1日から開いているが、公演があるのは7月からになる。7月は大ホールで関西フィルの公演、小ホールで藤木大地 カウンターテナー・リサイタル くらい。この時期、オーケストラの公演が行われるのは大変ありがたい事だ。小ホールの公演は、歌手一人、ピアニスト一人、このような公演から徐々に始めるのがいいのだろう。
それに、びわ湖ホールはまた嬉しい事をやってくれる。びわ湖ホール声楽アンサンブルによるオンラインロビーコンサートの配信が6月18日から始まった。第一回は、メンバー四人による「琵琶湖周航の歌」。
https://www.youtube.com/watch?v=PMaPxFXZDE4
短いものだが、それでも、嬉しい。大ホールのホワイエで演奏している。メンバーの演奏が素晴らしいのは勿論、後ろの琵琶湖、新緑が美しい。
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