お盆休みの最終日8月17日(日)、滋賀県立近代美術館で開催されている「手塚治虫展」に行ってきた。ここへ行くのは何年ぶりかな。Googleの地図と土地勘を頼りに車で行ってきた。
JR南草津駅から、草津極楽湯近くの道をひたすら山の方向に向かって車を走らせ、名神高速を通過し、暫く行った所で右折。後は標識を探してたどり着いた。県立近代美術館は「文化ゾーン」の一角にある。
以前来たときは足の不自由な母と一緒だったから駐車場を過ぎて美術館のすぐ前まで車で行けたけど、この日は歩いて5分ほどの駐車場に停めた。
僕はローソンチケットで買った前売りで入ったからチケット売り場でチケットの交換が必要だった。無味乾燥なローチケをきれいなチケットに交換して貰えたのがちょっと嬉しい。
原画が沢山あったけど、どれもこれもとてもきれいで丁寧。それに、非常に多彩。少年漫画から始まって、「リボンの騎士」なんかの少女漫画、大人向けの漫画、それに、テーマも実に様々。
もう一つ感じた事は戦争体験の重要さ。彼は戦前の豊中に生まれ宝塚で育った。戦争中は学生で、後に医師免許を取り医学博士号をも持っている。平和がいかに大切かを漫画の中で繰り返し語っている事が改めてよくわかった。だから、この時期にこの展覧会を持ってきたのだろう。
最後のコーナーは写真撮影OKだった。僕も記念写真を撮ってきた。
常設展は小倉遊亀のコーナーとその他のコーナーに分かれていた。僕は小倉遊亀があまり好きじゃないのだけどただ一点、「雪」だけは好きだ。これは地唄舞の竹原はんの代表作「雪」を絵にしたものだ。金泥に白い着物の女性が描かれているのだが、それはまさしく地唄舞の「雪」そのもの。
帰りに回転寿司を食べてきた。このあたりには新しく出来た店が沢山あるが、この日行った「かいおう」もその一軒。この店は全品均一価格ではなく三段階に別れている。100円均一なんかよりこっちの方が選択の余地があっていいな、と思った。1000円くらいで結構満足できた。
ちょっと惜しかったのは、次の日曜日の24日は開館30周年記念で全館無料開放だった事。
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