29日は雨でした。27日から始まった、ラ・フォルジュルネ琵琶湖はこの日が最終日。折角着物で行こうとおもったのに・・・。この日有料コンサートを聞く予定は、中ホールびわ湖ホール4大テノールと、大ホールのオーケストラコンサート。その前にたっぷり無料コンサートを聞く事にしていました。
そろそろ出ようか、と言う時間になると雨は一旦止みました。それなら、着物で行けるかも?迷いに迷ったあげく着物で出かける事にしました。大ホールなんで白足袋、この日は雨でちょっと肌寒かったのでお召しの着物、羽織、ポリエステルの袴。でも、駅に着く頃には雨・・・。駐車場からでる頃には風も強くなって来ました。ああ、せめて電車に乗るときまで持って欲しかった。時雨下駄と言いまして、前にビニールのカバーの付いている底高の草履を持ってきました。ただ、あまりはかないので、なれて無くて、鼻緒が足の指に当たるところがとても痛い。
JR大津駅から無料シャトルバスでびわ湖ホールへ。こういう日はこういうサービスが助かります。雨の為、野外での演奏は中止。でも、飲食ブースは営業していました。この日はメインロビーでも、キオスク公演(無料コンサート)をたっぷり聞いて来ました。
まず、聞いたのは、「オペレッタに乾杯!」と言うびわ湖ホール声楽アンサンブルの公演。この公演の前に、滋賀県知事から挨拶がありました。びわ湖ホールは滋賀県立。ですから、このイベントも全面的に県のバックアップを受けています。知事がステージに上がると、歓声と拍手が起きました。補助金を削る事しか考えていない大阪とは偉い違いであります。その後メンバーで出てきましてまずは、全員で「ウィーン、我が夢の街」。司会は燕尾服姿の「男装の麗人」。オルロフクキー公爵の役かも。それから、「メリー・ウィドー」から”唇は黙っていても”。日本語でした。知ってる人は知っている、このオペレッタで一番有名な歌、「高鳴る調べにいつか~~言わねど知る恋心~~」と言う歌です。それから、「こうもり」から「チャールダッシュ」、これが絶品でした。客席からブラボーが出たほど。最後は全員で、「シャンパンの歌」。良かった!もっと聞きたい!!!
この公演は、到着が遅かったので立ち見で見ていました。席が空いたので、座って次の公演を聞きました。聞いたのは、ヴァイオリンとピアノの演奏、スークの「4つの小品」。このラ・フォルジュルネは毎年テーマが決められていて、今年は「ウィーンとプラハ」で作曲家はドボルザークとブラームスがメイン。スークはその中に入ってないけど、ドボルザークの弟子でドボルザークの娘と結婚しています。でも、この演奏たいした事なかった。それで、隣の「ピアザ淡海」に行ってきました。色々見て、また、「にゃんぱら先生」と記念撮影をしてきました。
メインロビーに帰ってきたら、ハーモニカのコンサートの最中。これが良かった。この演奏、最初から聞けば良かった。僕が聞いたのは「ラプソディー・イン・ブルー」の後半。で、全く異例の事ですけど、あアンコールをやってくれました。ハーモニカの為に作曲された曲です。とにかく絶品でした。ハーモニカってこんな凄い楽器だったのだ、と改めて思い返しました。
そろそろ中ホールで、有料コンサート「びわ湖ホール4大テノール」の演奏が始まります。
続く
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